敏感肌の私が失敗から学んだ、日焼け止めの選び方

紫外線対策

日焼け止めを塗ったら痒くなったり、被れてしまったことはありませんか?


私は数年前の夏、日焼け止めで被れて顔半分が腫れ上がり、皮膚科に駆け込んだ経験があります。
ヒリヒリ痛いし、暑いのにマスク無しでは外を歩けるような状態ではなく、
もちろんお化粧も無理でした。。。
その日焼け止めを選んだ理由は パッケージデザインが良さそうだったから。。。
自分が敏感肌という自覚もなかったですし、日焼け止めに対して注意することなど、何も知らなかったが故に、大変なことになってしまいました。
今回はそんな敏感肌さんのための日焼け止め選びについて まとめました。

※「敏感肌」は医薬品等の分類に基づいた診断名ではなく、
  一般に肌がデリケートな状態を指す言葉です。

そもそも敏感肌とは?

敏感肌とは、バリア機能が低下し、外部からの刺激に過敏に反応してしまう肌のことを指します。

健康な肌は、角質層がレンガのように隙間なく並び、その間を細胞間脂質が埋めることで、外部からの刺激の侵入や、肌内部の水分蒸発を防いでいます。
このバリア機能が正常に働いていれば、多少の刺激があっても肌は自らを守ることができます。

しかし、敏感肌の方はこのバリア機能がうまく働いていないため、以下のような些細な刺激にも反応しやすくなります。

  • 物理的刺激: 摩擦(洗顔やタオルでの拭き取り)、衣類の擦れなど
  • 化学的刺激: 化粧品成分(アルコール、香料、防腐剤など)、洗剤、花粉、PM2.5など
  • 温度変化: 寒暖差、乾燥など
  • 精神的ストレス: ストレスによるホルモンバランスの乱れなど
あお
あお

バリア機能、うまく働かせたい!!

敏感肌に見られる主なサイン

敏感肌のサインは人によって様々ですが、一般的には以下のような症状が見られます。

  • 肌の赤み、かゆみ、ヒリつき: 特に洗顔後や化粧品をつけた際に感じやすいです。
  • 乾燥、つっぱり感: 肌の水分が蒸発しやすいため、乾燥しやすく、カサつきや粉吹きが見られることもあります。
  • ニキビや吹き出物ができやすい: バリア機能の低下により、肌の常在菌バランスが崩れやすくなるためです。
  • 特定の化粧品で肌荒れを起こしやすい: これまで使っていたものが急に合わなくなったり、新しい化粧品を試すのが怖いと感じることがあります。
あお
あお

私は新しい化粧品を試すのが怖いなと思う時があります。。。

これらの症状は、一時的なものから慢性的なものまで多岐にわたります。
もし、ご自身の肌が敏感肌かもしれないと感じたら、まずは日々のスキンケアを見直し、肌への負担を減らすことから始めてみましょう。
肌に優しい成分を選び、摩擦を避けるなど、丁寧なケアと心がけることが大切です。

日焼け止めでかぶれる主な原因

日焼け止めでかぶれる原因はいくつか考えられます。

  • 特定の成分へのアレルギー反応
    特に紫外線吸収剤(オキシベンゾン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど)や、香料、着色料、防腐剤などが原因となることがあります。
  • 肌のバリア機能の低下
    敏感肌の場合、健康な肌では問題にならない程度の刺激でも、肌の炎症やかゆみを引き起こすことがあります。
  • 物理的刺激
    日焼け止めを塗る際の摩擦や、肌に合わないテクスチャーによる負担も考えられます。
あお
あお

私の場合は、日焼け止めに入っている
紫外線吸収剤が主な原因じゃないかと思っています。

敏感肌の方が日焼け止めを選ぶ際のポイント5選

もし日焼け止めでかぶれた経験がある場合は、以下の点を意識して日焼け止めを選んでみてください。

1.紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル処方)のものを選ぶ

  • 紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛など)を主成分とするものは、肌への負担が少ないとされています。
    「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル処方」と記載されているかを確認しましょう。

2.低刺激処方のものを選ぶ

  • 香料、着色料、パラベン(防腐剤)、アルコールなどがフリーと記載されているものがおすすめです。
  • パッチテスト済み、アレルギーテスト済み、スティンギングテスト済みなどの表示があるものも、敏感肌向けに配慮されていることが多いです。(ただし、全ての人にアレルギーが起こらないわけではありません。)

3.石鹸で落とせるタイプを選ぶ

  • クレンジング剤による摩擦や洗浄力が、敏感肌には負担となることがあります。石鹸で落とせるタイプなら、肌への負担を軽減できます。
うーちゃん
うーちゃん

私も石鹸で落とせるタイプ使ってるよ♪

あお
あお

え?!うーちゃん 日焼け止め使ってるのー??

4.SPF/PA値は必要最低限に

  • SPF値やPA値が高いほど、肌への負担も大きくなる傾向があります。
    日常生活ならSPF20~30、PA++~+++程度で十分な場合が多いです。

5.サンプルや少量サイズで試す

日焼け止めでかぶれるのはつらい経験ですが、敏感肌向けの製品も多く開発されています。
ご自身の肌に合う日焼け止めを見つけて、紫外線対策をしっかり行うことが大切です。

まとめ

敏感肌の方にとって、日焼け止め選びはとても重要です。
私自身も過去に日焼け止めで肌が腫れてしまった経験があるからこそ、「成分選びの大切さ」を実感しています。

紫外線吸収剤フリー低刺激処方など、選ぶポイントをおさえることで、肌トラブルのリスクを減らすことができます。
また、肌の状態は日々変化するものなので、「自分の肌と向き合うこと」もとても大切です。

自分に合った日焼け止めを見つけて、今年の夏も安心して過ごしましょう🌿

※本記事は、筆者の体験や一般的に知られている情報に基づき執筆しています。
製品や成分に対する感じ方には個人差がありますので、
すべての方に当てはまるものではありません。
また、記事内で紹介する内容は医療行為や治療、特定製品の効果・効能を保証するものではありません。
肌に異常を感じた場合や心配なことがある場合は、医師や専門機関にご相談ください。

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