日焼け止めを塗ったあと、肌がかゆくなったり、ヒリヒリしたりした経験はありませんか?
私は数年前の夏、日焼け止めを塗って外出したあとに顔の半分が腫れ、皮膚科を受診したことがあります。
肌は赤くなってヒリヒリと痛み、暑い時期にもかかわらず、マスクなしでは外を歩きにくい状態に。もちろん、メイクもできませんでした。
その日焼け止めを選んだ理由は、パッケージを見て「肌にやさしそう」と感じたからです。
当時から自分は敏感肌かもしれないという自覚はありましたが、日焼け止めの成分まで確認してはいませんでした。
今回は、日焼け止めを塗ってから皮膚科を受診するまでの経過と、この経験をきっかけに見直したことをお話しします。
※「敏感肌」は医学的な診断名ではなく、一般的に刺激を感じやすい肌の状態を表す言葉として使用しています。
「肌にやさしそう」という印象で選んだ日焼け止め
それは、数年前の8月のことでした。
商品名は忘れてしまいましたが、パッケージには肌へのやさしさをイメージさせる言葉が書かれていたと記憶しています。
私はそれを見て、「この日焼け止めなら敏感肌でも使えそう」と思い込み、購入しました。
日焼け止めを塗った直後は、痛みやかゆみなどの違和感は特にありませんでした。そのため、いつもどおり外出しました。
外出中、だんだん顔がヒリヒリしてきた
外で過ごしているうちに、顔が少しずつヒリヒリするようになりました。
ただ、その時点では我慢できないほどの痛みではありませんでした。
まさか日焼け止めが関係している可能性があるとは思わず、そのまま過ごしてしまいました。
今振り返ると、このときに使用を中止し、早めに洗い流していればよかったのかもしれません。
夜になると赤みと痛みが強くなった
その日の夜になると、肌が赤くなり、ヒリヒリとした痛みも強くなっていました。
さらに、顔の片側が少し腫れているようにも感じました。
「これは皮膚科へ行ったほうがいいのかな」
そう思いましたが、すでに夜だったため、翌朝まで様子を見ることにしました。
しかし、翌朝になっても症状はよくなりませんでした。それどころか腫れは前日よりひどくなり、顔の半分が腫れ上がったような状態になっていました。
このまま様子を見るのは不安だったため、皮膚科を受診しました。

痛いし、腫れてくるしで、不安な夜でした。
皮膚科で聞かれたこと
診察では、医師から「何か思い当たることはありますか?」と聞かれました。
私は、新たに買った日焼け止めを塗ったことと、その後から肌がヒリヒリし始めたことを伝えました。
日焼け止めに使われる紫外線防御成分には、紫外線を吸収して熱などに変える「紫外線吸収剤」と、紫外線を反射・散乱させる「紫外線散乱剤」があります。
医師からは、今後は紫外線吸収剤を使用していない「ノンケミカル」の日焼け止めを選ぶ方法もあると教えてもらいました。
ただし、今回の症状について、紫外線吸収剤が原因だったと診断されたわけではありません。
日焼け止めに含まれていた何らかの成分が肌に合わなかった可能性もありますし、そのときの肌の状態や紫外線など、ほかの要因が関係していた可能性もあります。
「今回使用した日焼け止めの成分表は持ってきていますか?」とも聞かれましたが、慌てていたため、持ち合わせていませんでした。持参していたら、原因を考える手がかりになったかもしれません。もし、このようなことが起こった場合は、持参することをお勧めします。

疑いのある商品の成分表は忘れずに持って行ってね。
「肌にやさしそう」だけで選ばないようになった
この経験をするまでは、パッケージの雰囲気や「肌にやさしい」という言葉を見て、日焼け止めを選ぶことがあったと思います。
しかし、それだけでは自分の肌に合うかどうかまでは分かりません。それ以来、私は日焼け止めを購入するときには、紫外線吸収剤が使われているかを確認するようになりました。
現在は主に「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」と表示された商品を選んでいます。
もちろん、紫外線吸収剤不使用であれば、誰の肌にも必ず合うというわけではありません。紫外線散乱剤やそのほかの成分が刺激になる可能性もあるため、自分の肌の様子を見ながら使うことが大切だと感じています。
肌に違和感があったら、我慢せずに使用を中止する
今回の経験から学んだことは、肌に違和感があったときに「このくらいなら大丈夫」と我慢しないことです。
私の場合、外出中にヒリヒリしていたにもかかわらず、そのまま過ごしてしまいました。
肌に赤み、かゆみ、痛み、腫れなどの異常が現れた場合は、使用を中止して洗い流し、症状が強いときや改善しないときは、早めに皮膚科を受診することが大切です。
日焼け止め選びで確認するようになったこと
あの経験以来、私は日焼け止めを選ぶときに、パッケージの印象だけで判断しないようになりました。
現在確認しているのは、主に次のような点です。
・紫外線吸収剤が使われているか
・エタノールや香料など、刺激が気になる成分が含まれているか
・使用する場面に合ったSPF・PAか
・顔用と体用のどちらとして作られているか
詳しい確認方法については、こちらの記事にまとめています。
▶︎【敏感肌の日焼け止めはどう選ぶ?紫外線吸収剤を避けるようになった私が確認するポイント】

まとめ
日焼け止めを塗った日に顔の半分が腫れ、皮膚科を受診した経験は、私にとって日焼け止めの選び方を見直す大きなきっかけになりました。
「肌にやさしそう」というイメージだけでは、自分の肌に合うかどうかは分かりません。
だからこそ、表示や成分を確認し、使っている途中で違和感があったら我慢しないことが大切だと感じています。
日焼け止めは紫外線対策に欠かせないものだからこそ、自分の肌に無理なく使えるものを選んでいきたいですね。
※本記事は個人の体験を紹介したもので、すべての方に同じ症状が起こるわけではありません。肌に赤み、痛み、かゆみ、腫れなどの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて医療機関へご相談ください。


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